映像コンテンツのメタデータ管理ソフト、事業者向けにFMMCが無償配布
映像コンテンツの二次利用をする場合、関連する著作の源を明らかにするためのメタデータ付加and管理ソフト。
まぁつまりは「映像ソースの出所が把握出来るのでその著作元にはしっかり金払いやがれ」、ってな内容。著作を持つ制作会社未満にあたるCG制作会社にはほぼ関係ない。というよりCG素材なんてじゃんじゃん二次利用されているのが現実ですな。お金が入ってくる事は無い。もちろんCGと編集をやり白マザーを外に出さないって商売の仕方をすれば別だけど、まぁお客さんに言われればソースを出さざるをえんわな。

で、どうだろ。この中途半端な著作管理システムでなく、スーパーでやってるお肉とか野菜に見られるユーザと農家の間を把握できるトレーサビリティシステムを映像データやテープメディアに付加するってのは。
誰しもがその映像に関わった全ての会社、人を把握出来るようにするんだ。普段制作会社に囲われてるCG会社にとっちゃ名前を売るチャンスだし(もちろん相応の責任を負う事にもなる)、クライアントからすれば余計なプロセスが挟まれてないか把握できる。

持ちつ持たれつで、しかもすっごいオトナの事情で動いてるこの業界でそんな事はまずできないやろね。ゴメンこの話、却下。

今回の事とはあまり関係ないけど自分たちの仕事の頭上あたりにあるオトナの事情に関して、「マス・コミュニケーション」ならぬ「マス・コマーシャリズム」を垣間見えるリンクを追加しておこう。

もちろん全てを鵜呑みにしないようにね。

そして、もう一つ。

5年ほど前からHDのCG制作やってるけど、当時からこんな事があったんやねぇ。自分は720pに大賛成。1080なんてデカイんだよとレンダリング出来ませんて。最近じゃ720pで作っておいてアップコンかける事が多いように思う。次の世代のゲーム機だってそうですよ。ちょっと凝ったリアルタイム映像はまずHD基準を満たす事が出来ないそうですわ。なんだかねぇ。

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