UbuntuへCG制作ソフトを一気に入れるの巻、です。

Ubuntu StudioというUbuntuへAudio,CG,Video関連のソフトウェアを同梱したディストリビューションがあるのですが、ここが公開しているレポジストリからインストールします。

まずはターミナルを開いて(メニューのアプリケーション>アクセサリ>端末)

sudo su -c 'echo deb http://archive.ubuntustudio.org/ubuntustudio feisty main >> /etc/apt/sources.list'

とタイプしてENTER。そして、

wget -q http://archive.ubuntustudio.org/ubuntustudio.gpg -O- | sudo apt-key add - && sudo apt-get update

これでUbuntuStudioが公開中のソフトウェアがSynapticパッケージマネージャに表示されます。

実際にSynapticを起動(メニューのシステム>システム管理>Synaptic パッケージマネージャ)して検索ボタンを押し「unubtustudio」を検索します。

install-ubuntustudio-env.jpg

で、試しにUbuntu Studioのデスクトップテーマやログイン画面一式をインストールしてみます。「ubuntustudio-desktop」をダブルクリックする(マークする)と、依存関係にあたるソフトを警告してくるのでもちろんそれもインストールします「マーク」ボタンをしてから、「適用」ボタンを押すとインストールが始まります。終了してからいったんログアウトするとログイン画面も変更されるはずです。ログイン後のテーマもね、ちょっとVistaっぽくてアレですけど。

ubuntustudio-env.jpg


さて実際にソフトウェアのインストールです。再びSynapticを開き「ubuntustudio」を検索、「ubuntustudio-graphics」と「ubuntustudio-video」をマークします。もちろん依存ソフトの要求は「マーク」です。

ubuntustudiosuits.jpg

で適用するとダウンロードとインストールに少し時間を要しますが、これで一気にCG関係のソフトウェアをインストールされます。

  • 3DCGのBlenderと外部GIレンダラのYafrey
  • Illustratorと同じドロー系のInkspcape
  • Photpshopの代替、gimpとダイナミックレンジ画像も扱えてフリップブック(連番アニメのプレビュー)もできるCinePaint
  • InDesignには及びませんがDTPソフトのScribus
  • iMovieっぽい簡易編集ソフトKino

って感じでたくさん入ります、ビデオ周りが弱い気もしますけど、Blenderがコンポジット機能を持ち合わせてるのでまぁなんとかなるのかな、でも普段使ってるAfterEffectsに比べるとやっぱり心細い。

ソフトに割く経費をハードにまわしたいって事でこのような事をしてますが、なかなか本制作で使用するには至ってません。まだ時期が早いのか、でも使わない限り開発してくれている人たちへフィードバックが行かなくなっちゃいますしねぇ。

Parallelsぢゃなくで実際のPCへインストールして使って見たいところです。

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