印刷用のCGを制作するお仕事がレギュラー化してきました、といっても年に3,4回程度ですが。ついここ最近も制作してました。

その度に、困るのがRGBからCMYKへの変換です、困ると言うより軽く頭痛がします。「ええ感じで映えるグラデーションがぁ」ってな具合に。

まぁ僕が映像の考え方から印刷の脳みそへスイッチできてないってのが一番の原因です。もちろん映像でも輝度の上下10%をクロップする作業はありますしマスモニで見たときの色の多少の差異は慣れてます。

でもね、映像との大きな違いは僕自身プロセスがよくわからないってのがあります。
PCのモニタで調整して、以降の最終の印刷出力までが見えなくて凄くもどかしいんですよね。本職でもないので、印刷全体の流れを把握しないまま(悪く言えば)CG素材の出し逃げで終わっちゃうってのがあります。

とはいえ、最終刷り上がりをみると色がおかしいって印象はうけません。おそらく出力のほうで結構な調整をしてもらってるんでしょうね。

そんなわけでこういう仕事が終わるたびに、僕の中で「カラープロファイルのこと、もうちょっと勉強せんかいっ!」って悪魔と「年間で数えるほどしかないそんな仕事ほっとけ」と言う悪魔が戦ってるんです。

結果、悪魔が勝つんですよね。

えっ、ドッチの悪魔って?

さぁねぇー。

ちなみに、RGB→CMYKの変換式は次のようなものらしいです。

C = (1 - R - K)/(1 - K)
M = (1 - G - K)/(1 - K)
Y = (1 - B - K)/(1 - K)
K = min(1 - R,1 - G,1 - B)

黒は,RGBのうち一番暗いものを採用するなんて、すごく乱暴な式にみえますね。
Photoshopではこれで変換するんじゃなくて、RGBカラーよりさらに色空間の広い「Lab」カラーってのに一度変換してからCMYKに落とし込んでるらしいです。

ところでCMYKのKはBlackのKだと思ってました。BはBlueだからとかね。でも「Key plate」の頭文字なんだそーな。知ってました?

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