昨日の肉じゃがは、あさっての晩飯まで持つんじゃないっかってぐらい作り過ぎました。だって材料使い切りたかったんですもん。弁当にしてくればよかったんですけど、微妙に汁もんですし、仕切りのないタッパが一つしかないし、いじめられますやん、アースカラーのご飯を社内で食ってたら、、、

なことは置いといて、先週末IGESデータの変換に関してのコメントを頂いたので、自分でもやってみました。
solid.jpg
普段お仕事の際には提供してもらったCADデータ(IGESデータ)はnPower社のプラグイン、PowerTranslatorで3dsmax内に直接読み込んでレンダリングしてます。

紹介していただいたGmshってソフトは数値解析で使うモデルを作成(Pre-processing)したり、解析後のデータを視覚化(Post-processing)をするものです。
Gmsh[geuz.org]

数値解析ってなんだよ?と言われると数値で解析するんですよ、、、

えと、ここで言う数値解析は構造解析ってやつでCMなんかでもたまに見かけると思いますが、例えば車が衝突した時の応力分布とか、飛行機の翼の周りの気圧はこんな感じで〜とか、ここで津波が発生するとエラい事になるよ、なんてのを知る為に用いるコンピュータシミュレーションですね。サーモグラフみたいに赤から青の色相で塗り分けられたメッシュ、見かけたことあるっしょ?
すみません適当に書いてます。難しい言葉のオンパレになりますし、そもそも僕CGデザイナーですもん。

興味のある方は「有限要素法」とか「連続体の離散化」、「偏微分方程式」とかを調べてみて下さい。

さて小難しい話が続きました、ここからは変換してみた結果を書きます。


データはPowerSolidを使って上の赤いヤツをつくりました。分かりづらいですが細かいラウンディング(フィレット?)がほどこしてあります。
これをIGESで書き出して、Gmshで読み込みMeshを張った状態が下の画像。

gmsh.jpg

一見したところ上手くいってます。が、残念ながらアップにしてみると先ほど触れたラウンディングの部分が「面取り」状態になっちゃってます。Optionの「Charateristic length factor」を小さい数値にしても解決できず。僕のおつむで出来るのはここまでかな。「Second order」とか「Optimize quality」ってボタンがあやしい、、、

meshgeneration.jpg
PowerTranslator vs. Gmsh

教えて下さった「くま」さん、ありがとうございます。もうちょっと勉強します。

IGES(NURBS)をポリゴンデータへ変換” への4件のフィードバック

  1. こんばんは。

    Gmsh でMeshを生成する際、
    「ここは分割を細かく」という指定は可能なのですが、
    この操作は、かなり面倒です。

    Gmsh を自分で紹介しておいてなんなんですが、
    画像にあるPowerSolidの感じのMeshを望まれるのでしたら、
    それ向きのメッシャーがあったことを思い出しました。

    構造解析とは、MESHに対して要求される事柄が異なるため、
    すっかり、このメッシャー(ソフト)のことを忘れておりました。

    NETGEN という、LGPLライセンスソフトウェアがあります。
    このソフトを使うと、STLメッシュ(PowerSolid風の)を
    生成することができます。

    NETGEN は、下記のサイトからダウンロードします。
    http://www.hpfem.jku.at/netgen/

    この NETGEN をダウンロードした後、ソフト起動し、
    1. メニューバーの “File” > “Load Geometry” > IGESファイルを指定
    2. メニューバーの “File” > “Save Geometry”
    3. 保存するファイルの種類を、”STL”に切り替え
    4. 保存する。
    という作業を行うと、STLメッシュで保存されると思います。

    それを、Blenderに読み込めば、
    MESHとして、Blender に Import できました。

    このソフトに関しては、私の方も、あまり
    使い込んでいない為、コアな部分は、まだまだ
    分からない部分があるのですが、結構な数の
    オプションパラメータで、Mesh品質を制御できるようです。

    お時間あるときにでも、お試しください。

  2. まいど詳しい情報ありがとうございます。

    Winマシンがふさがっているので、UbuntuへNETGENを入れてみました。
    がIGESファイルは「OpenCascade」と言うライブラリ(?)を入れないとダメとダイアログが出てそのままほったらかしです。

    時間が空いたらまたトライします。

  3. New Power Translator for 6.0 is shipping.

  4. Hi,Pinkel-san

    Thank you for letting me know!
    I use Power Taranslator Basic 5(with free-upgrade-pass to 6) in my company. I will upgrade to 6 in suitable time!

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