Blender3.6LTS

Geometry Nodesにシミュレーションゾーンが追加されて自前でパーティクルシステムを作れるようになりました。パーティクルでは無いですが下のようにするだけでキューブが動きます。

シミュレーションゾーンの外側のソケットは初期状態の入力と計算結果の出力。内側は前フレームの状態の出力と現フレーム状態の保存って感じでしょうか。

まだダウンロードしてませんがデモファイルが5つも公開されています。上のスクリーンショットでも「Velocityにデルタタイムを乗算してオフセットに~」なんてやってるぐらいですから、結構敷居は高そうですね。

衝突とかどーうすんのかな?まさかその為に今回「Index of Nearest」ノードが追加されたとか…、それだけでは無理か。デザイナーからするとシミュレーションと聞くと物理計算やってくれる所と勘違いしそうですが、ここはワガでシミュレーションをつくるトコロですね。『現フレームの計算結果を保存しておくようにしたから次のフレームでその結果使って良いよ、後よろしく』みたいな仕組みが追加されただけです。

やっぱり敷居高いわ。


25の1,312,000乗

昔に概要だけ聞いた「無限の蔵書を持つ図書館」の話を読みたくて購入。神話か世界の七不思議的な読み物かと思ってましたが、割と近代の作家さんのものでした。タイトルは『バベルの図書館』。作者はJ.L.ボルヘス、短編集「伝奇集」に収録されています。

1冊410ページ(1ページは40行80文字)の中身はコンマとピリオドを含む25文字のあらゆる組合せ。本の内容がかぶることなく蔵書された立体的にほぼ無限に広がる図書館に住む司書の回想です。

全ての本があるので見つけられれば有名な叙事詩も、400ページずっと「a」で埋まっている本もあると。むしろ意味のない文字の羅列の本が圧倒的に多いでしょうが、蔵書の数はタイトルの通りです。

意味のある本をうっかり破棄してもちょっと誤字脱字のあるほぼ内容が同じ本も無数に存在するって言う。十数ページの短編ですが途方もない気分に浸れました。

ところでこのバベルの図書館の「総当たり」で作成された本を昨今取りざたされている大規模言語モデルを使って意味の通った本かどうかを判定する事は可能なんでしょうか。意味があるのかどうか解らない本に出会っては自分の生の意味を考える機会を司書から奪う事になるのでしょうか?