AfterEffects – レイヤーのPropertyObjectのリスト

ずっーと以前に中途半端に書いた記事の続き(7年越し!!)です。

作った経緯を忘れましたが、とあるプロパティのMatchNameが知りたかっただけで再帰処理の無いスクリプトでした。以下がレイヤーに適用したエフェクトのプロパティも含め全てリストするスクリプトです。ESTKへコピーしAfterEffects側でレイヤーを一つ選択してから実行します。

(function(){
    var activeComp = app.project.activeItem;
    var selected = activeComp.selectedLayers[0];
    $.writeln("Layer Name:" + selected.name);

    function listProperties(obj,depth){
        for(var i=1; i<=obj.numProperties; i++){
            var indent = ""
            for(var j = 1; j <= depth;j++) indent += "\t";
            $.write(indent + i +":"+obj.property(i).name+":"+obj.property(i).matchName+"\n") ;
            listProperties (obj.property(i),depth+1);
        }
    }    

    listProperties (selected,0);
}());

結果は、ESTKのコンソールへ出力されます。

昨日投稿したスクリプトの改良をしていて気付きましたが、レイヤーの親子関係で親を知る事はレイヤーオブジェクトのparentアトリビュートから出来ますが、子のレイヤーへの参照は無いんです。

もしかしてプロパティオブジェクトに入ってるかなと思って上のスクリプトを書きましたが見つからず、、、

いやビックリ。全てのレイヤーのparentアトリビュートを調査して逆からたどるとかするの?
シーングラフ的なもの無いのか、、、


AfterEffects – グリッド状にレイヤーを複製

スクリプトを作成中。

オフセットの数値を入力するのではなく、矩形の始点(左上)と終点(右下)を選択して実行すると、始点として選択したレイヤーが複製される感じ。

ひとまず動くのは出来ましたが、位置アニメーションしているレイヤーへの対応が出来ていない。あと子をもつレイヤーの扱いとか。アニメーション対応は結構大変そう。仕事に必要な部分だけ実装してひとまず満足状態なので、機能を追加しておいおい公開する事にします。探せば似たような機能を持つものはどこかにあるでしょうけどね。

久しぶりにAEのスクリプトを書きましたが、数年前からまったく新しい機能が追加されていない?アイテムの選択変化でコールバックとかいまだに実装されないのは何で?

にしてもJavascriptはなんかとっつきにくい。動的型付けだったり、プロトタイプベースとか、thisのスコープが、とか。TypeScriptのAfterEffects用型定義ファイルが存在するようなので、TypeScriptで開発する方がいいかな。


PICO-8

PICO-8、レトロゲーム機のバーチャルマシンとでも言いましょうか。3DSのプチコンと同じですがこちらのほうがもっとオープンです。

公開されているカートリッジをダウンロードすれば遊ぶことはもちろん、コードを開いてお勉強、改良することもできます。

ダウンロード出来る中にはゲームでは無くデモシーンや作りかけのものも含まれますが。よく練られたゲームもあります。

このドット絵をプレイヤーの想像力でお迎えにいって得られる臨場感や、雑なメッセージ、ルールを読み解いてクリアした時の達成感は今時のゲームには無いものがありますね。

と、書いてみたところでやっぱり、回顧か懐古か、、、まぁそんなところかも。


Animation Nodes – FlipFace

ポリゴンをパタパタするやつ。

変形後のデータを同じトポロジーを持つオブジェクトデータにコピーするってところ、ちょっとメンドい。モディファイア感覚では使えないようです。

filpFace.blend(Blender2.77a+AnimationNodes1.6.0)

ところで組んだノードグラフを使いまわすにはいったいどうすれば、、、そもそも標準のMaterialやCompositeのノードグラフも書き出す方法が無いよーな。

Appendで他のblendファイルから持ってくるにしても「Interpolation from Curve Mapping」ノードが再現されません。同じファイル内であればグラフ全体をコピペ可能です。

あと仕様なのかCyclesのリアルタイムプレビューを使用すると、AnimationNodesの変更がリアルタイムでアップデートされなくなりますね。


Animation Nodes – Loops

先のAnimation nodesアドオン使ってみました。MaxのMCGもそうですが、やっぱり繰り返しのロジックをヴィジュアルプログラミングで表すのは難しいし把握し辛い。

Animation nodesはリストを作成しイテレータとして使用する事が明確に分かるので、MCGより把握しやすい。ringCopy.blend

うっかりLoop InputとInvoke Subprogramの間で値を使いまわしたいがためにノードを共有すると評価できなくなるので注意。Loop InputでParameterを追加(New Parameter)して共有する必要があります。
copyOnMeshVertices.blend

普通、「プログラム言語の知識なしでも」ってのがヴィジュアルプログラミングの売りの一つだと思うんですが、イテレータとか言われてもねぇ。

(.blendファイルはBlender Ver.2.77a と AnimationNodes1.6.0で作成)