SaveAsAI8j.jsx

出来ました。「テキストをアウトライン化してバージョン8形式で保存する時うっかり上書きをふせぐ、保存スクリプト」長っ。

GUIも分かりづらいので日本語に変更。なかなか最新版を使ってる方も少ないと思うんですけど。CS3じゃないと動かないです。

ダウンロード→saveasai8j.zip
解凍して出てくる.jsxファイルのインストール先はWinもMacも「Abobe Illustrator CS3/プリセット/スクリプト/」以下です。でもMac版CS3が手元に無いため動作確認出来てません。たぶん、うごくと思います。
インストールが終わったら起動して適当なファイルを開きメニューの[ファイル]/[スクリプト]/[saveAsAI8j]です。

menu-saveasai8.jpg

適用するオリジナルファイルは保存済みである事が必須にしてあります。保存していない場合はアラートを出して終了します。適用前にオリジナルファイルは保存しておいて下さい。

ss-saveasai8.jpg

設定項目は、
対象ファイル…スクリプト実行時に編集していたファイルのみ対象にするのか、開いているファイル全てが対象か。

ファイル接尾辞…保存先はオリジナルファイルと同じ場所に保存されます。その際上書きにならないようファイル名のおしりに適当な文字を追加します。別に半角英数じゃなくてもいいかもね。デフォルトでは「_ai8」になってます。オリジナルファイル名が「YetAnotherGreatIllust.ai」なら「YetAnotherGreatIllust_ai8.ai」になります。

テキストをアウトライン化…テキストをアウトライン化します。。

配置画像を埋め込む…リンクしている配置画像をファイルに埋め込みます。
以上です。テキストが多量にあると処理に少し時間がかかります

適用後、ファイルはVer.8書類になってますので閉じちゃって下さい。

DTPやっておられる方は入稿に、3Dやってる方は3Dソフトのインポート用に適当につかって下さい。くれぐれも使用も改造も「AT YOUR OWN RISK」でお願いします。

これで上書きして悲惨な目にあうこともないかな。あとはフォトショップで画像を統合した後に上書き保存しちゃうのも危険ですよねぇ。


画像のリサイズその2

いやぁ、この3連休は楽しかったっす、旅行なんてしたりしてね、、、なんともセレブな、、、

えぇ嘘っす、大見栄切りました。仕事してました。タブレットのペン先がペッタンコになっちゃいましたよ。

さて、前回のAutomatorを使用した画像のリサイズですが、どうにも使い勝手が悪いので探してみました。

といっても、お金をかけずになんとか標準機能だけでやりたいので、選択肢はそれほどありません。できるものならXcodeを使って開発すればいいのですが、ちょっとそこまではね。

MacOS Xのコマンドに「sips」というものがあります。画像のリサイズや回転、コンバート、クロップ、トリミングといろんな事ができます。ただしコマンドラインからですが。

sample.jpgと言うファイルを縦横比固定で幅420pixelにリサイズしたい場合は、ターミナルを起動して、

$ sips --resampleWidth 420 sample.jpg --out sample420.jpg

などとすると、リサイズできます。詳しくは

$ man sips

で、対応フォーマットを調べるには

$ sips -H

です。-i スイッチでサムネイルを付加できたり、結構便利です。

ColorSyncプロファイルの操作なんかもできるみたいです。

コマンドなので多量の画像操作が必要な場合もバッチ処理で解決できそうです。