Peter De Jong’s Attractor

最近やって無い描画モン。

アプレット→PeterDeJongAttractor

要Java plug-inです。ver. 1.5.0 update6で動作確認済み。
マウスクリックでパラメータをランダムにリセット。無数の点を打っていってるのでしばらくボ〜っと眺めて見て。

attractor_20061014_034424.jpg
attractor_20061014_034636.jpg

「ローレンツ・アトラクタ」ってのが有名ですが、こちらも一度はみたことあるっしょ。
xn+1 = sin(a yn) – cos(b xn)
yn+1 = sin(c xn) – cos(d yn)
って式から導かれるもの。自分が考えたワケぢゃないです。

基本が出来たのでまたちょっと遊んで見ようかなぁと。

そして嫌がらせのように更にサンプル。無限に出来ます。
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夏の思い出、バックアップ完了

バックアップできるもんなんだ?と言われると、えぇその程度のもんなんですよ。
しかも思い出と言えばプライスレスなんでしょうけど、残念ながら僕のは値段ついてます、お金もらえます。
まぁ仕事のデータなわけですけど、、、

ボツになったものはど〜んと削除して300GBハードディスク2台におさまりました。約550GB程度です。その9割が連番って感じ。最近じゃ1TBのHDDレコーダなんて出てるんでたいした数字に見えませんけど、15分程度の映像の為の素材なんですごいよね。重要なデータは2台ともに冗長させているので実際にはもう少しすくないかも。

ここでやや大きなプロジェクトのバックアップのコツなんぞ。
CG素材のデータには大きく分けて3つ重要度の違うデータがあるんです。

  • 1番重要なデータAが3Dのシーンデータとそれに使用するテクスチャデータ。
  • 2番目がレンダリング後のデータB、AfterEffectsでコンポジットする前やつ、いわゆるフッテージ。
  • 3番目がAfterEffectsでコンポジットしてレンダリングかけたやつ、データC、これ納品データ。

でね、CG制作中は一日一回重要なデータAのバックアップを取るべきです、ちゅーか取れ。ローカルHDDで作業しているならネットワーク上にあるNASなんかに。(DVD-Rに焼くなんてのは効率悪いのでやめたほうがいい、長期の仕事ならありかも)。とにかく重要なファイルは2ヶ所に存在するようにします。

仕事が終わったら、HDD用意してバックアップです。データ全てをバックアップするのが好ましいですけど、データC(納品データ)なんてのはもう一度レンダリングすりゃいいわけやから、ごっついレンダリング時間がかかったものでないなら捨てちゃってもいいかも。ただデータAに関してはDVD-Rなんかにも二重にバックアップしたほうがいいです。

重要なのがバックアップ先のHDDです。バックアップ用に新規で購入する場合は2,3日つけっぱなしで適当なデータのコピーや削除のテストをしたものを使ったほうがいいです。バックアップは出来たけど後になって壊れてたらシャレになりません。

と、まぁ長々と書きましたけど、一番重要なのは毎日の重要なデータAを確実にどこか別のところに取るってことでしょうね。
あと、作ったデータは自分の物でも会社の物でもなく、お客様の物なんだつーことを肝に命じることでしょうか。

責任とらんといけない立場だからか、定期的なバックアップを「やってないー」と笑顔で言っちゃうやつを見るとぶっとしたくなるのは俺だけかなぁ?

たとえすごいCG作ったとしてもデータ管理すら出来ないようじゃプロぢゃないよね。


空蝉

連絡が無〜い。結構タイトな仕事なのにぃ。

ところで昨日、コオロギの鳴き声を聞きました。夏すっとばして秋です。
蝉のやかましい声を今年は聞いてないような気がする。

去年以上に会社に引きこもってたから?

semi_420.jpg
たぶん蝉の幼虫ってこんなカタチ。うろ覚えでつくったった。

意味無くでっかいバージョン


お祭りの跡-CEATEC JAPAN 2006

行ってきました、CEATEC JAPAN 2006、今日が最終日でした。

残務的な物もろもろは残ってますけどね、終わりです。また来年って感じ、いや来年はどーだろ。

ceatecjp2006_420.jpg

genji君,kaiji君,kohei君の4人で行きましたけど、いろいろ事件もありました。まぁそれは本人達のブログで。

まぁテレビがたくさんあるよねぇ〜。って感じです。テレビです、コンテンツ不足の中でもひたすらFull HDテレビです。なので「地デジ見るなら〜」って紹介は少なくBlu-ray、HD DVD、デジカメ、etc…とのリンクをうたったメーカーが多かったです。

デジタルコンバージェンスが変える、社会、生活、ビジネス。

ってのが今年のCEATECのコンセプトなので合ってるんでしょうねぇ。「デジタルコンバージェンス」ってなんだ?って感じですけど、「メディアの融合」って読み替えたほうが分かりやすいかも。

PS3も見てきました。すごいよね。ゲームしないでもとりあえず買っとくかって感じです。
内の連中には来年是非TGSに行かせたい。

疲れたわ。


Export to 3DCG-Apps from Google SketchUpFree

仕事に忙殺されてます、いや、撲殺されそうです。

さて、家をいっぱい造るCGならGoogle SketchUpを使いこなせればかなり効率よくなりそうだが1ライセンス$500ぐらい。
ちょい高い。Free版はネィティブファイルフォーマットで保存かGoogleEarth用フォーマットでの書き出しのみ。
各種3Dソフトへ持ってくにはPro版が必要になってくる。が、、、

実はGoogleEarth用のフォーマット「.kmz」は実態はzipファイルなんだ。
SketchUp側で.kmz(GoogleEarth4)ファイルを書き出して、拡張子を.zipに改名し解凍する。解凍されて出来たフォルダの中にmodelsフォルダが入ってるはず。これがモデルデータの実態。.kmlファイルはよく分からないがGoogleEarth上の位置、スケール、etc…を記述したメタデータなので必要ない。

モデルデータは.daeファイルフォーマットでコイツはCOLLADAって規格のファイル。ソニーが提唱したゲーム開発者用のxmlで記述されたオープンなファイルフォーマット。

つまりはこの.daeファイルのインポータプラグインを各種3Dソフトへインストールしてやれば読み込み可能になる。3dsmaxやmayaなら「www.feelingsoftware.com」が配布している。ユーザ登録した後ログインすればダウンロードができるよ。

ただ、インポートしたあと一筋縄では行かない。スケールは違うし、トライアングルメッシュ状態、しかも頂点のマージもしなけりゃならない。

Pro版なら確実に書き出せるんだと思うが、ビンボーCGデザイナはこれで我慢。

でもこんな事書いていいんカイナ?