Elephants Dream

オープンソースソフトウェアで制作されたオープンソースなフルCG作品。
Elephants Dream

s5_proog.jpg
©2006, Blender Foundation / Netherlands Media Art Institute / www.elephantsdream.org

ヒアリングがサッパリなので内容が分からんけど。
制作ツールはBlenderをはじめ、GIMP(FilmGIMP,CinePaint)、InkScape等のOSSで制作されており。作品自体がクリエイティブ・コモンズ帰属2.5として公開されている。だけでなくそのシーンファイル、テクスチャファイルまでもが公開されている。
DVDを”買うと手に入る”ってわけじゃなくてオンラインでデータは公開されているし、著作表記(&エンドロール)を残す限りDVDすら複製・再配布OKらしい、複製とって勝手に商売することすらOKって太っ腹ライセンスである。

ビックリ!
どうやって制作費を回収するんや?

ともあれ、ここまで出来てしまうハングリーなやつらには頭が下がりまくり。しかもOSSなので彼らが加えたツールへの機能追加はすぐに手に入る。すばらしい。

ちゅーことで、彼らからいろんなテクを盗むためにDVDをポチッとな。
45$USは安すぎ。ホントに届くのか、いつ届くのかは別として。

さて、現実に戻ろっと。


キカガクモヨウ

幾何学模様は美しい、でも幾何学模様って言葉から描くイメージは十人十色。直線で構成されたもの曲線で構成されたもの、、、

今回作ったのはヒルベルト曲線、空間充填曲線だ。1本の長い線が空間を埋め尽くしていく。「全ての点において連続で、かつ全ての点において微分不可能」っていう不思議な曲線。

自己相似な図形なのでBlurBetaのL-Systemプラグインを使用して作ってみた。ヒルベルト曲線を描くルールはLS SketchBookを参考。

なんでそんなにちっちゃくて左によってんねんと言われれば、壁紙にしたいしMacは右上からアイコンを置いてくので右は空けてある。

UWXGA=1920×1200(16:10),UXGA=1600×1200(4:3),SXGA=1280×1024(5:4)


Ambient Occlusion

標準レンダラ大好きっ子としては、3dsmaxでオクルージョンパスを欲しいがためにMentalRayに切り替えるのがうっとうしい。
自前でマテリアル作ったらどうかと調べてみた。とはいえC++もしらんしmaxのAPIの内容も知らんけど。まぁちょっとづつやってけば何とかなるかな。10年後ぐらいに。

わかりやすいのがここら辺。Ambient Occlusion

  • 任意のサーフェイスから法線方向のヘミスフィアへランダムにレイを飛ばす。
  • (他のオブジェクトによって遮蔽されたレイの数/飛ばしたレイの数) = 遮蔽率
  • 完全遮蔽1.0から遮蔽率を引いて、さらに普通に計算された色にかける。

言葉で書くだけならものすご〜く簡単そう。でも「ランダムにレイを飛ばす」ってところがムヅイんでしょうな。アニメーションを通して一定しないと困るし。

デプスマップを使う方法もあるらしい、だとすればスキャンラインでも可能ってことか?以下のものはリアルタイムでやってるみたい。
All-Frequency Shadows
Ambient Occlusion Fields

ところでデプスマップってなんだ。使いかたを知っていても実際どうやって計算されているものなんだろ。普段使ってる3Dソフトもフタをあけりゃなんのこっちゃ分からない。まぁボチボチやってこ。

nVIDIAからGelato2.0のリリースとかもあったりするのでCgとかを勉強するのも良いかもね。

仕事詰めだった連休もようやく終わり!、夕方には作業終わるかな。来週はパァ〜っと休みたい、休めない。