仮想化技術

昨日RealFlowのデモ版をダウンロードしていて気づいたんやけど。

VMwareのような仮想化ソフト上にWindowsをインストールしてその初期状態を複製しておけば。試用期間制限があって機能制限の無いデモ版は期間制限の意味をなさなくなっちゃうんじゃないだろうか?

つまりは、試用期限が来れば初期状態のOSに新たにインストールしてしまえばまた新たに使用できるってこと。PCの時間設定を過去へ戻すとか言うクラックじゃなくてね。

今後ライセンスは「試用期限が来ると使えなくなるよ」ではなく「試用期限を守れよ」って条項も追加されるよね。きっと。それとも今すでにそうなのか?

最近もIntelMacのBootCampでMacOSとWindowsのデュアルブートが可能になった今、双方に互換のある商用のフォントの取り扱いについてもいろいろ見解が出だしてきている。

新しいテクノロジーによってどんどん犯罪は増えるし、決まりごとは複雑になるねぇ。

冒頭に書いたことホントにやったらアカンで。
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Elephants Dream

オープンソースソフトウェアで制作されたオープンソースなフルCG作品。
Elephants Dream

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©2006, Blender Foundation / Netherlands Media Art Institute / www.elephantsdream.org

ヒアリングがサッパリなので内容が分からんけど。
制作ツールはBlenderをはじめ、GIMP(FilmGIMP,CinePaint)、InkScape等のOSSで制作されており。作品自体がクリエイティブ・コモンズ帰属2.5として公開されている。だけでなくそのシーンファイル、テクスチャファイルまでもが公開されている。
DVDを”買うと手に入る”ってわけじゃなくてオンラインでデータは公開されているし、著作表記(&エンドロール)を残す限りDVDすら複製・再配布OKらしい、複製とって勝手に商売することすらOKって太っ腹ライセンスである。

ビックリ!
どうやって制作費を回収するんや?

ともあれ、ここまで出来てしまうハングリーなやつらには頭が下がりまくり。しかもOSSなので彼らが加えたツールへの機能追加はすぐに手に入る。すばらしい。

ちゅーことで、彼らからいろんなテクを盗むためにDVDをポチッとな。
45$USは安すぎ。ホントに届くのか、いつ届くのかは別として。

さて、現実に戻ろっと。


Google Notebook

Calenderに続きGoogleのサービス「Google Notebook」。

ブラウザで見ている気になった記事をスクラップしたり、思いついたことを書きとめたり、使い方いろいろ。

流行り言葉でいうと「マッシュアップサービス」っていうんだろうか、増え続けていくサービスとそれに伴うAPI群の公開はものすごい可能性を開発者に与えてくれる。いまだそんなサービスにお目にかかったことは無いけど。

失敗を恐れずにやりたいことに打ち込める周りの環境と社風って素敵。
Google は、就業時間中の20%を好きなプロジェクト(仕事に直結するしないにかかわらず)にあてることを奨励しているんだそうな。も、ち、ろ、ん、やることやってからってコトですけど。これだけは強調しておかんとね、おかしなとらえ方されると困るし、、、


Ratatouille

「ラタトゥイユ」料理の名前ですが、これCarsに続くPixerの長編アニメのタイトルらしいです。

ホントはどうか分からないけど、Ratatouille (film) – Wikipediaには載ってます。ここでは第9作品目(ninth animated feature film)と書かれてますが、Carsまで合わせて7作じゃないのかなぁ。アニメ版バズも数えるのか?

監督はブラッド・バード、The Incrediblesの監督やった人ね。

「ラタトゥイユ」って名前のネズミがパリのレストランの有名なシェフで、どーのこーのってお話なんだそうな。


宇宙と素粒子

先日WBCを見ていて知りました。東京大学が公開講座をポッドキャスティング(ビデオ)で配信しています。→UT OpenCourseWare | Podcasts

小柴昌俊
第1回はノーベル賞とった小柴昌俊さん。物質は如何にして創られたのか、そこから見える宇宙の創世についての講義。理系でなくとも必見です。黒板いっぱいに数式が出てくる講義ではないです。
与えられた方程式を使って解いて、巻末の正解を見て答え合わせができるような問題を解いているワケではない。科学として体系付ける前の科学者の想像や予言の世界をかいま見れます。
不思議宇宙のトムキンス前半で出てくるGeorge Gamowの著書「不思議の国のトムキンス」の改訂版、「不思議宇宙のトムキンス」は面白いです。相対性理論や量子力学を冒険もの仕立てで解説してあります。アトムやガンダムをみてメカニクスを目指す技術者がいるなら、この本は物理学へ導く絵本ってところです。