V-Ray: Irradiance map interpolation

似たようなタイトルで以前にも書いてますね。

今回の制作で初めてフレーム補間使ってみたのですが、昨日も書いたとおり問題が発生です。

テストシーン

ウォークスルーアニメをレンダリングする場合、アンチフリッカーのためにイラディアンスマップ(.vrmap)をあらかじめ計算して保存おき、それをフレーム間で補間させて本レンダリングします。

下はテスト用に出力したvrmapです。1ファイル2.5MB程度ですが、本制作で使用するvrmapのサイズは約30MBになります。

あらかじめ計算された.vrmapファイル

「Interp. frames」を「2」に設定しているので、前後2フレームと現在時のフレームとあわせて5フレーム150MBになります。10台のPCでネットワークレンダリングすると、vrmapを収めている共有ストレージは時間差はあるものの1.5GBものファイルの転送要求を受け付けることになります。

とまぁ計算が適当ですが、実際、ファイルの転送が追いつかなくって効率が落ちレンダリングが始まらない事態になっちゃいました。残念ながらvrmapの共有はあきらめ、各レンダリングPCのローカルへ配置してやる必要が出てきました、、、というお話です。

バッチファイルを書けば事足りるんですけどね。今後もこういうことがあるならGUI付のフォルダ同期ソフトを作る必要があるなと。同期ソフトはたくさん公開されていますが、動作が逆なのが必要なんですよね。

1つのサーバがあって複数が同期しにくれば同じ問題におちいります。1対1で順番にしかも『こちらから』同期をしてあげるそんなやつ。

どっかにないかなぁ。


問題発生中!

僕も『「人間活動」に専念』宣言しますか。全然稼いでないですけど。

フルHDでV-Rayやってます、レンダリングPC増やせばなんとかなるなと思っていましたが、甘い見通しでした。仮編がお盆明けで本制作はそれ以降になったので休めるはずでしたが、やっぱりお盆休み無し。

解決するためのユーティリティソフトを探すか、作るか。こんなときにお得意のProcessingは全く役に立ちません、、、PythonとQTとかイヤでもやらんといけませんねぇ。


OpenStreetMap

お盆休みよこしなさーい!

Houdiniがバージョン11になったんですってよ。まぁせっかく快適になったPCに入れるつもりはないですが。それはさておき、久しぶりにSideEffects社のサイトをダラダラと読んでいたら、こんな紹介がありました。

cmiVFX presents: PROCEDURAL CITY SKELETIONS

Generating Regional Procedural City Skeletons

OpenStreetMapで配布されている地図データをPythonで読み込む方法、の広告ですね。本文を読むにはcmiVFXを購読する必要があります。

とはいえ別にHoudiniがなきゃ遊べないわけではないです。地図データ(osm xml)をダウンロードして、 続きを読む “OpenStreetMap”


インタビュー

下書きだけしておいて公開するのを忘れてました、1ヶ月くらい前のお話です。

(ここから、)
会社に制作さんと局のアナウンサーさんがやってこられ、弊社のボス(中)がほぼ本業とは関係ないコトでインタビューを受けてました。

ギャラ?

撮影というと僕らはカメラの裏側にいるのが普通なのでなんだか新鮮です。撮影クルーの方に「1000ワット程電源欲しいんですけど」とお願いされた時はあせりました、レンダリングが無い日でよかった。

あと、軌道修正しながらインタビューをされてるアナウンサーさん、さすがって感じでした。

でも全部カットかな?
(以上。)

ダビング10だかCPRMだかのおかげでエアチェックしたものは観れていませんが、1分くらいは使われてたそーです。お疲れさん。