GIMP:テンプレートを作成する

髪切りにいかなきゃ。ぼーぼーです。

さて、GIMPの画像サイズテンプレートの作り方です。「環境設定」の「初期画像」からは作れず、思わず「./gimp/templaterc」を直接修正しようかと思いましたが、見つかりました。
[ファイル(File)]/[ダイアログ(Dialogs)]/[新規ドック作成(Create New Dock)]/[その他いろいろ(Misc. stuff)]にあります。なかなか深いところにいやがります。

gimp-template-trimed.jpg

テンプレートとして「NTSC 720×486」ってのは登録されているのですが、まさかいきなりピクセルアスペクト0.9で作り始める人なんていません、正方ピクセルでプレビュー出来るわけでもないですし。

ってことで、NTSCの正方ピクセルのサイズは720×540です。ついでにHDサイズも追加しておきました。

gimp-template-dialog-trimed.jpg

Ubuntu:ソフトウェアを英語UIで起動する

暑い!デスクの上の整理してレイアウト変えたら風通しが悪くなっちゃいました。フルタワーのPCが2台に民生のブラウン管が一台、液晶モニタ2台。うっとおしいなー。ノートPC一台でエクセルでお仕事なーんて職業じゃないですもんね。夏が思いやられます。

さて、先日より宣言しましたLinuxでCGの話題。Photoshopの代替がGIMPってのは周知のことですが、何が慣れないってやっぱりメニューの日本語訳です。どのソフトでも共通の項目、「ファイル」とか「保存」なんてのはその通りなのですが、ソフト固有のメニューでしかも専門用語ってのはどうも機械(的?)翻訳で済まされているものが多い印象を受けます。

OSSのために積極的に日本語訳されておられる方に対して失礼なのは承知してますが、僕は英語表記のままの方が読みやすいんですよね。特にメニューは日本語だけどヘルプドキュメントは英語しかないなんて時は混乱しますよね。
3Dソフトを英語UIで使いつづけて、3dsmaxを使い始めた時は日本語UIでしたが「拡散反射光」「鏡面反射光」なんて書いてあってすごく戸惑いました、今でも慣れてません。カタカナでも構わないんで「Diffuse」とか「Specular(HighLight)」って書いてあった方がわかりやすいんですよね。

ってなわけで、ソフトを英語UIで起動する方法です。
例えばGIMPならターミナル(端末)で、下のように打ち込んで起動するだけです。

$ LANG=C gimp &

英語だからって日本語フォントが書けないってこともないです。
あと、英語UIしかないしフォントも英語フォント決め打ちのソフトはボタンの表記(「はい」とか「キャンセル」)が文字化けしてることありますよね。そんな時にも使えます。

gimp-en-ui-trimed.jpg
英語でGIMP
processing-en.jpg
Processingの文字化け解決

間口を広げユーザを増やすためにローカライズは必要なものですが、新しいものを取り込み続けようと思う方は英語表記に慣れたほうが良いかも?とも思います。

そんな事を書きながら映画「STARWARS」で「Hyper-space」の事を「超空間」と訳されているエピソードと「ハイパースペース」とそのままカタカナにしたエピソードがあるのを思い出しました。
何でもかんでも横文字ならいいってわけじゃないですが、これはカタカナの方がかっちょいいな。


Pixelmator

発表があってから長らくリリースがなかったのですがようやく登場。MacOSのCoreImageフレームワークを利用した画像編集ソフト「Pixelmator」です。
pixelmator-icon.png
Pixelmator

色補正やフィルタ群はGLボードで処理されます。精度はどれくらいのものか分かりませんが、速いです。MacBookでも特別なGLボードはありませんがぼかし系のフィルタもそこそこ動きます、ただすこし大きな画像を扱うとフィルタ適応直後は結構待たされます。
タブレットの筆圧に対応してない、グラデーションツールの透明の扱いがPhotoshopと違うとか不満はありますが、iPhotoの外部エディタとしてカラコレやトリミング、エフェクト等に使う分には問題無しです。なにげにショートカットもPhotoshopと同じです。


日本円で7,000円ちょっと、PhotoShop買うお金も無いしかといってGIMPじゃやだって方にはおすすめです。

pixelmator-ss.jpg