Maya Backburner 2 こうなるハズ

自分の書いたMELを変更するかAutodeskの「performExportToBackburner.mel」を変更するか悩みましたが。結局自分のを変更することに。

シーンファイルのコピーをレンダリングするよーに。(選択可)
レンダリング範囲はMayaのレンダリング設定ではなく、プレイバックスライダを参照。
タスクサイズの変更。レンダラの選択。

ぐらいは実現する予定。ちゅーことでUIは追加してみた…。

一番の目的はジョブを投げたら、制作PCの電源を切ってもいいようにすることです。外部参照もレンダリングするシーンも出力画像もNASへってこと。

あと、この期におよんでなのですが、昔のmelスクリプトに不具合がありました。

string $serverGroupName = "maya7";

とありましたが、ここを別のサーバグループに書き換えても変わらないよーになってました。55行目を

string $UIServerGroupName = `textFieldGrp -editable true -label "Server Group Name" -text $serverGroupName UIServerGroupName`;

としていただければちゃんと動きます。修正したファイルをおいておきます。失礼しました。

htNetRenderViaBb_v11


Maya Backburner再び?

ライセンスマネージャ周りの問題もあっさり解決していただいて、只今ネットワークレンダリングPCへMayaをインストール中。眠い!

BackburnerマネージャやWebモニタも最新版に入れ替える必要があるのかなと思ってましたが、古いBackburner(2007.0.2)で全然問題なしですね。コマンドとタスクファイルを送るだけなので当たり前か?ってかやっぱり(いまだに)CommandLineTools経由なんだ?

左がAutodesk製、右がhTaka製

いまさら何言うとんねんって感じですが、初めてAutodesk製のMayaからBackburnerを使いました。全てのプラットフォーム対応していて、あとメール通知設定がありますね。僕が作った「htNetRenderViaBb.mel」との違いはその辺かな。

また、Autodesk製のほうはレンダリング出力先の設定がありませんね。Mayaの設定を参照しているようです。「プロジェクトパス + imageパス」ってぐあいに連結して出力先を決定するようになっています。

テストレンダリングをして気づきましたが、これにはちょっと落とし穴があって、「imageパス」をUNCパスにしてもプロジェクトパスとの連結を必ずしてしまうので思い通りの出力先になってくれません。プロジェクトパス以下の相対パスへしか出力できない仕様です。htNetRenderViaBb.melのほうはMayaの設定とは別に設定しますのでこれを一応解決できてます。

Autodesk製のほうを改良されたいなら「Maya2012¥scripts¥others¥performExportToBackburner.mel」の217行目から219行目あたり

string $imagesDir = `workspace -q -fileRuleEntry "images"`;
if($imagesDir != "")
    $exportSysCmd = $exportSysCmd + " -rd \\\"" + $projectPath + "/" + $imagesDir + "\\\"";

ここにimageパスがUNCパスなら$projectPathは無視するよう分岐を追加してやればいけるハズです。ただしUNCパスはWindowsのみに通用するものなので、キレイなコードにしたいなら環境がWindowsである場合の条件分岐「if(`about -windows`)」もお忘れなく。

これから本格的にMayaを使うようになるなら「htNetRenderViaBb.mel」もアップデートしますよ。
(数年の沈黙を破って?!)


Maya 2012

Mayaライセンス復活!(8以降更新してなかったので新規購入ですけど)。

届いたら即インストールしてあげれる!と思ってたのに、XSIも管理してるライセンスサーバで、一緒に管理するとなるとナントカカントカ〜で今日はお預け。問題をリセラーさんに丸投げしましたけどよかったんかな。

自分のメイン環境もMayaにしたいなあ。


MayaからBackburner、適当なところで公開

午前中までに出すキービジュアルを週末作ってたらいつの間にやらオリンピック終わってました。閉会式の花火はCGなしだったんでしょうか?

さて、久しぶりにチェックしたGoogle Analyticsで「Maya Backburner」で検索されて見に来られている方が多いのを知りました。来てみたはいいものの肝心のスクリプトが無いやないか〜い!ってことで失望させてんじゃないかと思いいまさらの公開です。そもそも今はお仕事で使うこともあまり無いので改良はされてないです。なのでお使いの環境によってスクリプトを直接修正しておく必要のあるところがあります。

Windows環境での使用を想定しMaya7での動作を確認しております。Backburnerでmaxのレンダリングが可能な状態であること、レンダリングPCへMayaがすべて共通のディレクトリへインストールされていなければなりません。

また、レンダリングするシーンを含むそこで使用しているすべての外部参照はすべてのレンダリングPCからアクセスできることが必須です。

renderviabb-ss.jpg
開いているシーンをBackburnerでレンダリング!

スクリプトを所定の場所へインストールすることでMayaからは、

htNetRenderViaBb();

で起動します。では使い方です。
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MayaからBackburner、途中

先週からボチボチ、しつこくやってたMayaからBackburnerでネットレンダーですが、ほぼ機能するところまでこぎつけました。

htnerrenderviabackburner.jpg

ただし、まだ公開できるレベルではないです。機能が十分ではありません。レンダリングPCの選択またはサーバグループ単位での割り当てとか、設定の保存、その他UIにまつわる処理が未実装状態ですので。あとシーン保存完了時にコールバックを受け付けたいのですが「scriptJob」にそれらしきイベントが見つかりません。

そもそも、公開したところで欲しい人もおらんでしょう、3dsmaxのライセンスも必要になってくるし。最低限のことは出来たのでゆっくりやります。