Modoが手っ取り早い

ちょっとしたものを作りたい時、MayaよりMaxよりもまずModoを開いてサクッと作る習慣が染み付きつつあります。

上は随分前にMaxで制作したものですが続きをMaxで作業する気になれず。ついついModoへインポートして作業中です。何故だかよく手になじむ。Modoではレイアウトを切り替えながらの作業になりますし、売りであるほどUIやワークフローが考えられているようにも思えないし、Maya/Maxよりも機能面でも劣るし、、、それでも作業しやすい。何故だ!

まだ902を使っており、v10.1のプロシージャルモデリングが魅力的ですが、個人で支払っている毎年のアップデート費用がねぇ。


Modo901

Modo901へアップグレード!

MeshFusionが標準で付く他は小粒な機能追加のみのようですが、MODO’s TD SDKというPython APIが追加されたのは僕にとっては大きいところです。今までもPythonを使用することはできました、lxモジュールというPythonとModoマクロ言語の橋渡しのようなAPIを介して使用する方法です(あまり覚える気が無かったのでこの表現が正しいかはわかりません。)

バージョン901からmodoモジュールが追加され、Mayaで言うPymelのような使い勝手が期待できます。

modo901ScriptEditor

内臓のスクリプトエディタを少し使ってみましたが、オートインデントが効きません。「:(コロン)」の次の改行はインデントされるのですがそれ以外では不可、Pythonを書くのにこれは不便ですね。


MODO801

MayaにもMaxにも飽きて最近はこればっかり使ってます。すごく使い心地がいいです。

スペーシングチャートと言うツール(ワークフロー?)がなんだか使いやすそう。ま、僕はキャラクタアニメーションとかしないんですけどね。

SpacingChart_small

あと、Acropora™と言うプロシージャルなボクセルモデラーを見つけました。かなりニッチなソフトですけど、岩とか地形の素を作るには便利かも。

terrain_small


modo RhinoTranstlator

祝日ですってね。最近は祝日と言えば3連休って頭だったのでびっくり。どうりで誰も出社してこないなぁと。お昼近くからポツポツと来られましたけど。そーいえば数日前誰かにおしえられたよーな。

さて、modo301のRhinoデータの読み込みプラグインがベータ公開中ってことで試してみたのですが、NURBSデータをメッシュデータに変換して読み込むわけではなく、どうやらRhinoceros側でメッシュデータ化しておかないとダメみたい。

rhinotranslator.jpg
サンプルでついてきたデータ

普段使っている3dsmax+PowerTranslatorの代わりになるものを合間をみては探しています。
PowerTranslatorでNURBSデータのままで作業する分には問題ないのですが、他の3Dソフトに持って行くためにメッシュ化すると、うまくメッシュスムーズがかからなかったりと不都合があるんですよね。

ってワケでRhinoの試用版をダウンロードしてお仕事でメーカー様より提供していただいた複雑なデータをメッシュ化するテストをしてみました。まさかここにのせるわけにはいかないでの下はただのスクリーンショットです。

rhinodemo2.jpg

結果はやっぱりPowerTransと同じ結果に、、、
IGES変換の旅はまだまだ続きます。

残念ながら今回も失敗でしたけど、数時間触った程度ですが、レイヤの管理にオブジェクトの色々な選択の仕方に、基本的なSurface/Solidモデリング、Rhinoの基本的なところはマスターできたように思います。なによりもコンテクストに合わせて表示されるヘルプのおかげです。いいソフトですね。