Maya V-Ray:OpenSubdiv一括適用スクリプト公開中

こちらでは無く会社のホームページへアップロードしました。 VRayAddOpenSubdivAttrGrp[canplaize.com]

モデルデータはスタッフからの借り物

表題の通り一括で適用です。任意のアトリビュートのみを一括修正することも可能です。プレビュー用のスムースメッシュも自動で適用されます。

Mayaは一括修正が面倒ですねえ、Attribute Spread SheetかChannel Boxがその役割なのですがこの件を例にとるとシェイプノードを選択する必要がありますね。他にもスライダーやカラーピッカーが使えなかったりと操作に難ありです。選択したノードの共通アトリビュートとその型に応じたUIを自動生成なんてことができると便利なのですが、残念ながら技術不足!かといって○○を一括操作する為のスクリプトをやたら作るのは非効率すぎます。

選択したノードのAETemplateを引っ張ってこればなんとかなるか?


Mac版Maya:Pysideで作成したウィンドウがメインウィンドウの後ろに隠れてしまう

Mac版のMayaではPySideで作成したウィンドウは「MayaQWidgetBaseMixin」をミックスインしていても、フォーカスが外れるとメインウィンドウの後ろに送られてしまいます。

self.setWindowFlags(Qt.Window | Qt. WindowStaysOnTopHint)

self.setWindowFlags(Qt.Tool)

などで、常に前面にすることも可能ですが、Melで作成されたウィンドウとのフォーカス処理がうまく機能しません。

さんざん探し回った結果ですが、ウィンドウへobjectNameを設定し、ウィンドウ設定の保存を許可するだけで良いみたいです。先日の例でいうと、以下の様に2行追記です。

class HtSetOutlinerColorDialog(MayaQWidgetBaseMixin,QWidget):
 def __init__(self, *args, **kwargs):
  super(HtSetOutlinerColorDialog, self).__init__(*args, **kwargs)
  self.closeOtherInstance()
  self.setAttribute(Qt.WA_DeleteOnClose, True)
  self.setObjectName("HtSetOutlinerColorDialog") #<- objectNameを設定
  self.setProperty("saveWindowPref", True) #<- ウィンドウ設定の保存を許可
  self.initUI()

objectNameを設定しないと「MayaQWidgetBaseMixin」によって「クラス名_UUID」というobjectNameが自動的に設定され、その名前が「windowPrefs.mel」へ保存されてしまいます。モジュールをインポートするたびにUUIDは変化するため、ゴミデータが「windowPrefs.mel」へ溜まることになりますので必ず設定します。

Windows版で開発していてると気づきませんが一般に配布するには気をつける必要ありですね。

問題の解決には「http://python_inside_maya.narkive.com/LwPxvddq/maya-python-qt-tool」を参考にしました。ちなみに行き着く為の検索ワードは「mac maya pyside window behind maya main window」です。


Maya PySide.QWidgetへ標準UIを追加する

PySideでのUI作成はわかりやすくていいんですが、スライダと一体になったMayaのUIなども捨てがたく両方とも使いたい場合。

例としてアウトライナでの表示色を設定するダイアログです。下段のボタン3つはQPushButtonです。上段はColorSliderGrpでMayaの標準のUIです。PySideとMaya標準UIが混在しています。ベースはQWidgetを使って作成&レイアウトされたウィンドウになります。

厳密には両方同じQtなので「混在」ではありませんが、それはさておき、、、 続きを読む “Maya PySide.QWidgetへ標準UIを追加する”