3dsmax9 on Linux

急に涼しくなってきました、会社に引きこもりっぱなしだった僕でもそれくらいはわかります。世間ではいったい何がおこってるんでしょうか?世の中から隔離状態だったほぼ3週間どうやって取り戻しますかねぇ。まぁ普段も世間から浮いてますが、、、

さて、Linux上で動くWindowsバイナリ実行環境に「WINE」というものがあります。WindowsをインストールすることなしにWindows用に作られたExeファイルを実行するための環境です。

今日もレンダリングPCを5台発注しましたが、増え続けるレンダリングPCに必要なWindowsOSにかかる費用は馬鹿にならず、リモートで制御されタスクをこなすだけのPCにフルスペックのWindowsOSを購入するのももったいない話です。

てなわけで、Linux上でレンダリングノードとして3dsmaxは動かせるのかどうかの準備としてWINEをインストールしてみました。

インストールする先は先日記事にしたUbuntu 7.04 FeistyFawn、Parallels Desktop for Mac Ver3.0 build 4560上で仮想化されたものです。

まずは、Synapticでwineをインストールです。

wine-install.jpg
wineのインストール

なんなくインストールできます。
設定はメニューの[システム]−[設定]-[Wine Configuration]です。

wine.jpg
wine設定

よくわからないので設定はそのままです。ドライブマッピングではCドライブはホームディレクトリにある「.wine/drive_c」になる設定になってます。

実際にWindow用ソフトをインストールしてみます。今回はテキストエディタの「Tera Pad」を入れてみました。ダウンロードしたインストーラ「tpad091.exe」を起動するには、ターミナルから、

$ wine tpad091.exe

です。

wine-terapad-install.jpg
TeraPadインストーラ

普段Windowsへインストールするのと同じです。デスクトップへもちゃんとショートカットアイコンも作成されます。そして起動、

wine-terapad.jpg

問題なく起動できました。が残念ながら日本語が打てませんでした。

ってことで今回はここまで。
3dsmaxではレンダリングするだけなので日本語入力ができないのは問題ないとして、次回は3dsmaxのインストールです。


Flash plug-in on Ubuntu

今日は特に何もないので既に用意しておいた記事。

Ubuntuにてブラウザ上でFlashがみれないのでインストールしました。
システム管理より日本語版セットアップヘルパを起動し必要なものにチェックを入れます。今回必要なのJavaプラグインやFlashプラグインなので以下の項目のみチェックを入れました。

japanease-setup-helper.jpg

インストールすれば下のようにFirefoxでFlashの表示ができます。

playflv-on-ubuntu.jpg

Ubuntuには自分で構築した環境からインストールCD/DVDを焼くことが可能だそうで、制作用のキックスタートDVDを作ることもできそうです。Parallelsではそこまでできませんが。


Ubuntu Studio

UbuntuへCG制作ソフトを一気に入れるの巻、です。

Ubuntu StudioというUbuntuへAudio,CG,Video関連のソフトウェアを同梱したディストリビューションがあるのですが、ここが公開しているレポジストリからインストールします。

まずはターミナルを開いて(メニューのアプリケーション>アクセサリ>端末)

sudo su -c 'echo deb http://archive.ubuntustudio.org/ubuntustudio feisty main >> /etc/apt/sources.list'

とタイプしてENTER。そして、

wget -q http://archive.ubuntustudio.org/ubuntustudio.gpg -O- | sudo apt-key add - && sudo apt-get update

これでUbuntuStudioが公開中のソフトウェアがSynapticパッケージマネージャに表示されます。

実際にSynapticを起動(メニューのシステム>システム管理>Synaptic パッケージマネージャ)して検索ボタンを押し「unubtustudio」を検索します。

install-ubuntustudio-env.jpg

で、試しにUbuntu Studioのデスクトップテーマやログイン画面一式をインストールしてみます。「ubuntustudio-desktop」をダブルクリックする(マークする)と、依存関係にあたるソフトを警告してくるのでもちろんそれもインストールします「マーク」ボタンをしてから、「適用」ボタンを押すとインストールが始まります。終了してからいったんログアウトするとログイン画面も変更されるはずです。ログイン後のテーマもね、ちょっとVistaっぽくてアレですけど。

ubuntustudio-env.jpg

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FeistyFawn on Parallels(Install)

プロジェクト管理とかデータバックアップのガイドライン作成、のためのアウトライン作成。説明項目を入れ替えたり入れ子にしたり。こんなもんで伝わんのかなぁ。重要性なんてミスってから出ないと気づかんわけで、そのために世間では危機管理を無視した人為的なミスがおこっとるわけですけど。そんなことを考えながら昨日からテンション下がりつづけてます。

先日の続きです。以下、仮想ハードディスクへのUbuntu 7.04 FeistyFawnのParallelsへのインストール手順です。メモリの割当て次第でインストール中にハングアップしたりするのでもう一度最初から説明してます。
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FeistyFawn on Parallels(Live CD)

早く帰宅できたので久しぶりにTVをボッ〜っとみてました、日本のTVドラマってほんとおもんないですねぇ。今日観たのが偶然なんでしょうか?海外のドラマでもこちらに入ってきていないだけで、おもしろくないものも多数あるんでしょうね。それにしてもなんだか、、、

さて、OSも含めたOSSを使用したCG制作実験としてParallels上へUbuntu 7.04(FeistyFawn)を導入しようと思いましたがいきなりつまずきました。CD-ROMドライブを認識してくれません、ディスクイメージも同様です。

かき集めた情報によるとインストールアシスタントでのOSタイプとOSバージョンの設定にコツがあるようです。

ubuntulivecd.jpg

ってことで、以下ライブCDとして立ち上げるまでの手順。
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